2021年2月5日金曜日

「岸本久美子と読む源氏物語」について

知人が、『源氏物語花筐』の出版を記念して、 私の源氏朗読と解説のサイトを立ち上げました。


まず今年は月2回、全24回完結で、テーマは「光源氏の一生」、第一回は「長恨歌」です。


詳しくはこちら▶https://roudoku-bunko.org/kumiko-genji/index.html

どなたにでもわかりやすいようにやさしく語っています。もし興味がおありでしたら、お聞きになってみて下さい。

Spotifyのポッドキャストでも視聴できます。

詳しくはこちら▶https://anchor.fm/u5cb8u672cu4e45u7f8eu5b50







2021年1月27日水曜日

「源氏物語」オンライン特別講座のお知らせ

昨年度中止になったコミカレ講座が今年度はオンラインでの開催となりました。皆様に直接お目に掛れないのは大変残念ですが、もしよろしければお申込みください。当日の参加方法などについては、お申込みの方に、学校からわかりやすい説明を送るということです。以下に学校からの案内をそのまま掲載しました。専用フォームから直接お申込み下さい

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 「コミュニティカレッジ」は堀川高校が提案する新しい生涯学習の形です。
先進的な施設設備を活用して,
本校はもとより京都市および周辺の人的・物的学習資源を生徒・市民に還元する場であるとともに,
学ぶ楽しさを通して交流する場京都市立高等学校21世紀構想委員会の提言を受けて堀川高校が企画・提供します。

「源氏物語」オンライン特別講座のお知らせ

講師の岸本先生には、源氏物語を読む通年講座を担当していただいたり、「文学歳時記」と題した特別講演をしていただいたりしてきました。そちらの講座などでおなじみの方はもちろん、普段は古典にあまりなじみがないのだけれど・・・という方のご参加もお待ちしています。今年度は初のオンライン講座でテーマは「一族の復権を果たした男 明石入道」です。講師の岸本先生からは次のようなメッセージをいただきました。


源氏物語は帝王になる権利を奪われた男、光源氏が、その恨みを晴らす物語であるとも言われます。実は、それはまた、零落した明石入道の一族が、その復権を果たす物語でもあるのです。
大臣の息子として生まれ、近衛中将という位にまで昇りながら、位を捨て、京を捨てて、受領として、地方に下る道を選んだ男。ひねくれもの、偏屈ものと言われ、世間では笑いものにする人もあったと言う男、明石入道。
彼は一体何者だったのか。そして、源氏物語の中で彼はどのような役割を果たしているのか。
明石入道の姿を追ってみましょう。


<日時>2021年3月13日 (土) 午後1:00~3:00

<形式>Zoom による オンライン講演会

(ID・パスワードは、お申し込みいただいた方にメールで送らせていただきます。)

<演題>「一族の復権を果たした男-----明石入道 」

<講師>岸本久美子氏(堀川高校 非常勤講師)

◎申込方法:専用フォームからお申し込みください。

  専用フォーム ▶https://forms.gle/xU8fpLwAh4bTVHaE9

◎申込締切:2021年2月25日(木)

※個人情報保護の観点から、いただいた個人情報はこの講座以外には使用しません。

※ご不明な点がございましたら、堀川高校学務部(TEL:075-211-5351)までご連絡ください。


















2021年1月2日土曜日

新年を迎えて

 

丑年の新春。モォーっといやなことは全部吹き飛ばして欲しいものです。

この牛は、折り紙師の先輩が、コロナで会えないからとわざわざ郵送して下さったものです。特に赤牛は縁起がいいとかいうことでした。

昨年11月の朗読会にお越し下さった方有難うございました。お陰様で用意した80席はほぼ埋まりました。

その後、ご縁があって、昨年末から「朗読文庫」で朗読をしています。

朗読文庫 風の朗読  岸本久美子」で検索していただくと出てきます。

羅生門」も読んでいます。


そして、2月からは源氏物語講読のHPも始めます。こちらも「朗読文庫」でお世話になります。(源氏物語なんて全然触れたこともないわという方を対象としたものなので、お詳しい方にはものたりないと思います。お許しください)月2回全24回で一話完結と言う予定です。もしお気が向かれましたらお聴きになってみてください。目下その制作に明け暮れています。

▶【源氏物語 花筐】詳しくはこちら

https://roudoku-bunko.org/kumiko-genji/

宣伝ばかりになって心苦しいのですが、100回を超えて4年に亘って続けて来た「岸本久美子の風信帖」が本になります。季節ごとに並べ替え、58話を選んでまとめてみました。「源氏物語花筐」というタイトルで、幻冬舎から出版します。電子書籍も出しています。一月下旬発売の予定です。

3,4,5月とコロナのためになにもかも予定がなくなって、暇になった時、とても不安な寂しい気持ちに陥りました。その状態から逃れるために作った仕事の一つがこの本作りでした。締め切りに追われていると何も考えなくていいから楽です。

そんな事情で誕生したものですが、覗いてみて下されば有難いです。











源氏物語花筐 紫式部の歳時記を編む
著 者 名 岸本久美子/著
出 版 社 幻冬舎
価   格 ¥1,100+税
発 売 日 2021年01月
ジ ャ ン ル 古典