今日、堀川高校で、恒例の源氏物語特別講座を持ちました。
毎年、堀川高校の御厚意で十年以上にわたってこの講座を持ってきましたが、毎回十代の高校生から七〇代の市民の方まで幅広い方のご参加を得て楽しく続けてきました。
年によっては、高校生とそのお父様お母様が並んで一緒に同じ講座を聞いていらっしゃるという微笑ましい場面もありました。
今回も二時間以上にわたる講座を、熱心に聞いて下さった皆様、有難うございます。
今回は、頭中将というちょっと面白味に欠ける人物がテーマでしたが、皆さん興味深げに聞いて下さいました。
堀川高校でのこの講座、いつまで続けられるのかちょっと?ですが、少なくとも、来年度は続ける予定です。 今後ともよろしくお願いいたします。
なお、今回の結論は
「頭中将は光源氏にはなれない男であったが故に、我々に、『光源氏的であるとはどういうことか』を教えてくれる存在であった」
というものでした。
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