中将の君、鈍色の直衣、指貫、うすらかに衣がへして、
いとををしうあざやかに、
心はづかしきさまして参りたまへり。
これは、20代のころ、喪に服す源氏の元を訪れた頭中将の姿を描いた箇所です。
頭中将には、ここにある「ををし」とか「あざやか」という形容が、良く似合います。堀川高校での源氏講座も近づいて、このところ、彼とお付き合いする日が続いています。親しくなってみると、やっぱりなかなかいい男です。
「光源氏より頭中将が好き」という方も多いのはもっともだなと思うこの頃です。
今回の源氏講座では、彼の若いころから老年にいたるまでの姿を本文で追ってみます。
どんな姿が現れてくるでしょうね。
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