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吾木香 |
源氏物語では、生まれつき体に芳香をもつ薫に対抗して、匂宮が、懸命に香りを身に染み込ませようとしたことが書かれています。そんな匂宮は花も香りの強いもの、香りに因むものを愛したとあります。
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藤袴 |
(薫が)かくあやしきまで人の香にしみたまへるを、兵部卿の宮(匂宮)なむ、異事よりもいどましくおぼして、それは、わざとよろづのすぐれたるうつしをしめたまひ、朝夕のことわざに合はせいとなみ、御前の前栽にも、春は梅の花園をながめたまひ、秋は、世の人のめづる女郎花、小牡鹿の妻にすめる萩の露にも、をさをさ御心移したまはず、老を忘るる菊に、おとろへゆく藤袴、ものげなきわれもかうなどは、いとすさまじき霜枯れのころほひまでおぼし捨てずなど、わざとめきて、香にめづる思ひをなむ、立てて好ましうおはしける。(匂兵部卿の巻)
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女郎花 |
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来年3月24日土曜日の午後二時から二条城前の堀川音楽高校で源氏物語に題材をとった公演を予定しています。是非ご予定下さい。詳細はまた改めてご連絡いたします。
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